開院に寄せて　

私が中山順子先生と接したのは、彼女が鍼灸学生1年の体育の授業でした。当初は内臓が冷たく硬く、とても臨床家としてやっていくには弱すぎる体質だと感じました。が、鍼灸を勉強しながら、自身の体質改善にも取り組み、3年間で見事に臨床家と成長しました。

持ち前の負けず嫌いの性格と相まって、日々の努力を惜しまず、笑いの絶えない素晴らしい治療家となり千駄ヶ谷に開業致しました。上地栄先生（1998年ご逝去）の教えを引き継ぎ日々研鑽と鍼灸の後進指導を行っている鍼灸素霊会の師範という立場から、中山順子先生はその意志と技術を受け継ぐものとして推薦致します。今後も惜しみなく努力を重ね、周囲の方々へのよりよい暮らしを応援する人として、活躍することをお約束いたします。

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鍼灸素霊会師範

篠原鍼灸治療院　院長
東洋鍼灸専門学校　非常勤講師

​篠原勉